【痩せる薬?】メディカルダイエットが可能なクリニックを現役医師が徹底解説!

【痩せる薬?】メディカルダイエットの口コミを徹底解説!

※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR

メディカルダイエットは、医師が確かな根拠に基づいて薬を使って、厳しい食事制限や運動が不要なダイエット方法です。

メディカルダイエットには数多くの薬が使われますが、近年注目を集めている薬がGLP-1です。

GLP-1は、無理せずに痩せる効果が高く費用も安いという特徴があります。

本記事ではメディカルダイエットの概要や口コミ、GLP-1をはじめとするメディカルダイエットの薬の種類、おすすめのクリニックについて紹介します。

ハードな運動をせずに好きな食事を続けながらダイエットをしたい方や、適切な医師のフォローを受けながら体重を落としたい方はぜひ参考にして理想の体型を手に入れてください。

1.メディカルダイエットとは

メディカルダイエットとは

痩せる薬を使いたいと思った人は、メディカルダイエットという言葉を聞いたことがあるでしょう。

ここではメディカルダイエットとはどのようなものなのか、メリットやデメリットなどについて解説します。

メディカルダイエットの概要

メディカルダイエットとは、厚生労働省が認可したGLP-1や食欲抑制剤などの医薬品を用いて、医師が医学的根拠に基づきながらダイエットをサポートする治療法です。 通常のダイエットは厳しい食事制限や激しい運動などによって行います。

その一方で、メディカルダイエットは必要以上に努力せずとも、気軽に短期間で健康的に痩せることが期待できます。

メディカルダイエットで使う薬には、飲み薬や注射薬などさまざまな種類があるため、患者様一人ひとりにあった薬を選べます。

メディカルダイエットの歴史

医療分野でのダイエット法は、1920年代にフランスで、脂肪を除去して痩せるという発想から生まれました。その後、1974年にイタリアで、近代の脂肪吸引手術が開発されました。 手術は患者様の体に大きな負担がかかるというデメリットがあり、近年、手軽に行える薬によるダイエット方法が発展してきました。

実際にさまざまな薬がメディカルダイエットに使われています。 また最近では、2020年11月にGLP1受容体作動薬に分類される画期的な薬が、飲み薬として日本で承認を受け注目を集めています。※1

※1出典先:2型糖尿病治療剤 初の経口GLP-1受容体作動薬 セマグルチド (遺伝子組換え) 「リベルサス®錠」発売のお知らせ

メディカルダイエットは何科を受診すればいい?

メディカルダイエットを受けたい場合、糖尿病内科や総合内科などの内科や、美容クリニックなどを受診するようにしましょう。

メディカルダイエットで使う薬は、もともとは糖尿病に対する治療薬が多いため、専門的にメディカルダイエット診療を行っているクリニックがおすすめです。

メディカルダイエットで何キロ減らせる?

メディカルダイエットによる体重の減り方は、使う薬によって異なります。

一般的には薬を使い始めてから、12~48週間で、約2.5~8kgの減量が見込めます。※2

※2出典先:メディカルダイエットは痩せる?効果についてご紹介!

メディカルダイエットに年齢制限はある?

未成年の方は保護者の付き添いが必要となることが多いです。年齢の上限はきちんとは決められていないため医師とご相談ください。※3

※3出典先:受診の年齢制限はありますか?

2.メディカルダイエットのメリット・デメリット

メディカルダイエットのメリットデメリット

メディカルダイエットのメリット

メディカルダイエットのメリットは、次の4つが考えられます。

  1. 無理な食事制限が不要
  2. 過度な運動が不要
  3. 続けやすいためリバウンドしにくい
  4. ダイエットによる肌荒れや老け込みが起こりにくい

ここでは、それぞれのメリットについて解説します。

1.無理な食事制限が不要

メディカルダイエットには、食欲を抑える効果や、脂肪を吸収しにくくする効果がある薬などがあります。好きなだけ食事を食べても一般的には問題ありませんが、食生活を少し見直すことで、メディカルダイエットの効果がより見込めます。

2.過度な運動が不要

運動をして1㎏痩せるためには、7,200kcalを消費しなければいけません。目標体重に到達するまで激しい運動を続けるのは困難です。メディカルダイエットでは、過度なトレーニングをしなくても、無理なく体重を減らせます。

3.続けやすいためリバウンドしにくい

自己流の方法でダイエットに成功しても、反動でリバウンドしてしまうことがあります。その一方でメディカルダイエットは薬を使うだけであり、継続しやすいダイエット方法です。また、無理な食事制限や運動を行わずに体重を減らせるため、目標体重に到達後もリバウンドが起きにくいです。

4.ダイエットによる肌荒れや老けこみが起こりにくい

糖質制限で無理に痩せた場合には、肌が荒れたり、筋肉量が減ってしまったりして、老けこみや、バランスの悪いたるんだ体になる場合があります。メディカルダイエットでは過度な食事内容の変更はしないため、そのような危険性はありません。

メディカルダイエットの効果

メディカルダイエットの薬によって期待できる効果は、体重減少です。いずれの薬の効果も、体重を増加する作用を抑制する、ということが共通点です。 体重を減少させるメカニズムは、使う薬によって異なります。薬の効果としては、次のようなタイプに分類できます。

  • 食欲抑制
  • 血糖値の上昇を抑制し脂肪が蓄積しにくくなる
  • 糖質の吸収抑制
  • 脂肪の吸収抑制
  • コレステロールの吸収抑制

さまざまな種類の効果がある薬を使ってメディカルダイエットを行うことで、体重減少が期待できます。

メディカルダイエットのデメリットや副作用

メディカルダイエットのデメリットとして、薬による副作用が考えられます。使う薬によって現れる副作用は異なりますが、代表的な副作用は次の通りです。

  • 便秘
  • 消化不良
  • 下痢(脂肪便)
  • 排便の頻度が増える
  • 口やのどがかわく
  • 胃の違和感
  • お腹の張り
  • おならが出る

また、メディカルダイエットはほとんどの場合、保険診療ではないため、薬の費用がやや高くなる傾向があります。

3.メディカルダイエットの種類


4.メディカルダイエットの種類

メディカルダイエットでは、さまざまな種類の薬を使います。

ここでは、それぞれの薬の特徴や効果、副作用や費用などについて、簡潔な表にまとめました。

ぜひメディカルダイエットを検討する際の参考にしてください。

スクロールできます。
 GLP-1(リベルサス)GLP-1(注射薬)リパーゼ阻害薬SGLT2阻害薬食欲抑制薬ビグアナイド系
特徴痩せやすい体質になる痩せやすい体質になる食べたいものを食べられる糖質を制限して体重減少を目指す高度肥満症の方は保険適応となる脂肪をためやすい体質を改善する
効果食欲を抑え、内臓脂肪をつきにくくし、脂肪燃焼しやすくなる食欲を抑え、内臓脂肪をつきにくくし、脂肪燃焼しやすくなる脂質の吸収を抑える糖質の吸収を抑える食欲を抑える血糖値を上昇させず、脂肪をつきにくくする
副作用
  • 吐き気
  • 便秘
  • 下痢

など

※リベルサスの副作用

副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。

一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。

※もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。

  • 吐き気
  • 便秘
  • 下痢

など

  • 下痢
  • ビタミン不足

など

  • 口がかわく
  • だるさ

など

  • 口がかわく
  • 便秘

など

  • 嘔気
  • 食欲低下
  • 下痢

など

用量1日に1回1錠〜

1週間に1回

もしくは1日1回

1日1〜3カプセル1日1回1錠1日1〜3錠1日2〜3錠
メリット
  • 食欲抑制されるためカロリーコントロールしやすい
  • 基礎代謝があがりリバウンドしづらい
1週間に1回の場合、飲み忘れを予防できる脂肪分が多い食事をしながらダイエットできる糖質摂取を減らしにくい方でも体重減少を目指せる少量の食事でも満足感を得られる食欲を抑えられえるためカロリーコントロールしやすい
費用の目安(月額)8,500円〜20,000円〜10,000円15,000円15,000円7,000円

4.料金で比較するならメディカルダイエットはGLP1が最もお得?


5.料金で比較するならメディカルダイエットはGLP1が最もお得?

GLP-1とは

メディカルダイエットにはさまざまな種類があります。効果と費用の両方から考えると、GLP-1が最もコストパフォーマンスが良いと考えられているメディカルダイエット方法です。ここではGLP-1について詳しく解説します。

GLP-1とは、痩せホルモンと呼ばれており、体内にあるホルモンの一種です。私たちが食事をとると小腸からGLP-1が分泌され、膵臓に作用してインスリンというホルモンの分泌を促します。 インスリンは、食事によって増えた血液中の糖分に働きかけ、血糖を下げるとともにエネルギーを産生したり、細胞に脂肪を蓄えたりする働きがあります。糖尿病ではインスリンの効果が弱まっているため、治療するためにインスリンの分泌量を増やすことが重要です。 糖尿病になると、私たちの体にあるGLP-1だけでは量が不足します。

そしてGLP-1を増やすために必要となる薬が、GLP-1受容体作動薬です。 GLP-1受容体作動薬は、主に小腸の細胞に働きかけて、GLP-1の分泌量を増やします。また、その他にも次のような作用があります。

  • 胃腸の動きを抑えて、満腹感を感じさせる
  • 脳に働きかけて、食欲を抑える
  • 脂肪を分解させ、消費されやすくする
  • 体質を太りにくくする

メディカルダイエットでは主に、食欲を抑制し満腹感を感じさせるというGLP-1の作用を利用しています。 その一方で、GLP-1は糖尿病の薬としても使われているため、漠然とした不安を感じる方もいるでしょう。

とくに心配な項目は、血糖値を下げすぎることで低血糖になってしまうという危険性です。しかしGLP-1は血糖が高い場合にのみ血糖を下げるため、低血糖になるリスクは低く、使いやすい薬です。

GLP-1の種類

GLP-1の薬には、口から飲む内服薬(リベルサス)と、注射薬の2種類があります。内服薬は、基本的に1日1回、1錠を朝起きた時の空腹時に飲む薬です。 注射薬は、1週間に1回もしくは毎日打つタイプがあります。注射薬の方が少ない量で即効性があると報告されています。しかし、自身で注射を打つため不安な方は飲み薬がおすすめです。

GLP-1のメリット

GLP-1には次のようなメリットがあります。

  • ストレスがかからずに痩せられる
  • 脂肪がつきにくくなる
  • 太りにくい体質になる
  • アメリカやEU、韓国などで抗肥満薬として承認を受けている

ダイエットには食事制限や辛い運動がつきものですが、GLP-1は食欲が抑制されるため食事制限を負担なく行えます。そして脂肪が体につきにくくなり太りにくい体質になるため、リバウンドの心配も不要ですまたGLP-1は、アメリカやヨーロッパなどでは正式に肥満に対する薬として認可されています。

GLP-1のデメリット

GLP-1のデメリットは、副作用と自費診療による費用の高さです。

副作用は、GLP-1以外の薬でも出る可能性があります。また、薬の量を調節して対応できる場合もあります。

GLP-1のメディカルダイエットは自費診療となるため、糖尿病に対して使用する場合よりも高額の費用がかかります。しかし、メディカルダイエットの薬の中では比較的安いです。

GLP-1の副作用

GLP-1の代表的な副作用は、吐き気、胸やけ、便秘、下痢、体のだるさです。とくにGLP-1を使い始めた時に吐き気や胸やけが出やすいと報告されていますが、治療を進めていくうちに少しずつ消失していきます。 副作用がひどい場合にはGLP-1の量を減らすこともできるため、困った症状があれば医師に速やかに相談しましょう。

5.メディカルダイエット(GLP-1)が自宅で受診可能なクリニック3選


6.メディカルダイエット(GLP-1)が自宅で受診可能なクリニック3選

GLP-1を使ったメディカルダイエットは、自宅からパソコンやスマートフォンを使ったオンライン診療で受診できます。ここでは3つのクリニックについて紹介します。

スクロールできます。
クリニック名オンライン診療の有無診療時間価格(税込)全額返金保証保険診療への対応薬の種類公式サイト

DMMオンラインクリニック バナー

①DMMオンラインクリニック

あり8時〜21時45分(最終受付)
※土日祝日も対応
8,228円/月〜なしなし飲み薬のみ

クリニックフォア バナー②クリニックフォア

あり7時〜24時00分(最終受付)
※土日祝日もはじめ

※日によって診療時間が異なる場合もあり
飲み薬:9,350円/月〜
注射薬:12,375円/月〜(1回0.25mg、月4回投与した場合)
なしなし飲み薬、注射薬どちらもあり
eLife(イーライフ)バナー③eLife(イ ーライフ)あり7時〜21時45分(最終受付)
※365日対応
飲み薬:8,150円/月〜
注射薬:19,800円/月〜
なしなし飲み薬、注射薬どちらもあり

6.メディカルダイエット(GLP-1)のクリニックを紹介


7.メディカルダイエット(GLP-1)のクリニックを紹介

①DMMオンラインクリニック ダイエット いつでも、どこでも、オンライン診療

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、初診をすぐに受診できるとともに続けやすい価格でGLP-1の飲み薬を提供しています。薬は最短で当日に到着します。

DMMオンラインクリニックのポイント
  • 1、3、6ヶ月ごとのプランあり
  • 内服薬のプランが豊富
  • GLP-1以外にもプランが豊富

DMMオンラインクリニックをチェック

DMMオンラインクリニックでは、GLP-1の内服薬に対応しています。3mg、7mg、14mgのプランがある上に、3mgと7mgを組み合わせた7mg移行プランもあり、医師と相談しながら目的に合わせて選択できます。 また漢方やその他の薬やサプリを組み合わせることもできるため、よりダイエット効果を見込めます。

DMMオンラインクリニックをおすすめする人

DMMオンラインクリニックをおすすめする人は次のとおりです。

  • 長期間GLP-1を使いたい人
  • さまざまな内服薬のプランから選びたい人
  • GLP-1以外にもさまざまな薬を使いたい人

DMMオンラインクリニックの基本情報

オンライン診療の有無あり
診療時間8時〜21時45分(最終受付)
※土日祝日も対応
価格(税込)8,228円/月〜
全額返金保証なし
保険診療への対応なし
薬の種類飲み薬のみ
公式サイトhttps://clinic.dmm.com/lp/medical-diet/
所在地東京都港区六本木三丁目2番1号
住友不動産六本木グランドタワー DMMグループ総合受付24階
会社ホームページhttps://dmm-corp.com/company/

②医療の力で理想のスタイルへメディカルダイエットクリニックフォア

 クリニックフォア

クリニックフォアは、美容皮膚科医によるオンライン診療を行うクリニックです。GLP-1の飲み薬、注射薬ともに対応しています。薬は最短で診療日翌日に届きます。

クリニックフォアのポイント
    • オンライン診療の満足度が95%以上

※2021年1月~2021年11月に当院のオンライン診療を受診された患者様へのアンケート結果

  • 土日祝日も受診可能
  • 内服薬と注射薬の両方に対応

クリニックフォアをチェック

クリニックフォアは、オンライン診療の満足度が95%以上を誇るオンライン専用クリニックです。土日祝日も受診できるとともに、朝は8時から夜は23時まで開院しているためライフスタイルに合わせて受診を継続しやすいです。 また、内服薬は3mg、7mg、14mgの3種類から選べます。注射薬は週に1回打つ薬であり、薬を飲み忘れやすい方におすすめです。

クリニックフォアをおすすめする人

クリニックフォアをおすすめする人は次のとおりです。

  • とくに夜遅く受診したい人
  • さまざまな内服薬の種類から自身に合ったものを選びたい方
  • 内服薬と注射薬から選びたい方

クリニックフォアの基本情報

オンライン診療の有無あり
診療時間7時〜24時00分(最終受付)
※土日祝日をはじめ
※日によって診療時間が異なる場合もあり
価格(税込)飲み薬:9,350円/月〜
注射薬:12,375円/月〜※1か月あたり(1回0.25mg、月4回投与した場合)
全額返金保証なし
保険診療への対応なし
薬の種類飲み薬、注射薬どちらもあり
公式サイトhttps://www.clinicfor.life/
所在地埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目118番地大宮門街4階
会社ホームページhttps://www.clinicfor.life/company/

③医師が処方するメディカルダイエット。オンライン診療のeLife(イーライフ)

eLife(イーライフ)

eLifeは、専門の医師が365日メディカルダイエットの診療を行うクリニックです。英語にも対応可能な医師もおり、無料カウンセリングをいつでも受けられることも特徴です。16時までの注文で薬を当日配送、翌日に届きます。

eLifeのポイント
  • 365日いつでも受診可能
  • 内服薬と注射薬に対応
  • 注射薬が2種類

eLife(イーライフ)をチェック

eLifeは、年末年始を含めいつでも受診できるオンラインクリニックです。内服薬は3mgにのみ対応していますが、注射薬は週に1回打つタイプと毎日打つタイプに対応しています。毎日打つタイプの方が、一般的に副作用が起きても長引きにくいと考えられています。

eLifeをおすすめする人

eLifeをおすすめする人は次の通りです。

  • 日を気にせずすぐに受診したい人
  • 内服薬と注射薬から選びたい人
  • 毎日打つ注射薬を選びたい人

eLifeの基本情報

オンライン診療の有無あり
診療時間7時〜21時45分(最終受付)
※365日対応
価格(税込)飲み薬:8,150円/月〜
注射薬:19,800円/月〜
全額返金保証なし
保険診療への対応なし
薬の種類飲み薬、注射薬どちらもあり
公式サイトhttps://elife.clinic/lp/glp1-lp24
所在地東京都品川区西五反田3-11-6
サンウエスト山手ビル4F
会社ホームページhttps://elife.clinic/about-us

7.メディカルダイエット(GLP-1)が受診できるクリニックの選び方


8.メディカルダイエット(GLP-1)が受診できるクリニックの選び方

GLP-1のメディカルダイエットを受診できるクリニックは多数あります。ここでは、自身にあったクリニックを選ぶためのポイントについて紹介します。

薬の種類

GLP-1には、内服薬と注射薬の2種類があります。内服薬は毎日飲むタイプ、注射薬には週に1回もしくは毎日打つタイプがあります。 クリニックを受診する前に、自身の希望にあった薬のプランがあるかどうかをチェックしましょう。

予算

GLP-1によるメディカルダイエットは、継続することが重要です。また、自費診療となるため、クリニックによって費用が異なります。 定期プランの方が何度も受診して薬を購入するよりも安い傾向があります。定期プランを含め、少しでも費用を抑えられるプランを参考にしつつ、自身が続けられそうなプランをそれぞれのクリニックで探してみましょう。

万が一の場合の保証はあるか

GLP-1による効果に満足できなかったり、副作用が現れたり、薬の配送時に破損していたりする場合があります。万が一の際に適切に対応、保証してもらえるかを事前に確認しましょう。

8.メディカルダイエット(GLP-1)の診療の流れ


9.メディカルダイエット(GLP-1)の診療の流れ

GLP-1のメディカルダイエットの診療はどのような流れで行われるか解説します。

1:問診

まずは医師が問診し、お悩みの症状や希望する治療内容、これまでにかかった疾患、内服薬、アレルギーなどについて伺います。

2:診察

次に一般的な診察を行います。心臓の音を聞いたりお腹を触ったりして全身の状態を確かめます。オンライン診療では、自身で気づく症状の有無についてチェックします。

3:血液検査・尿検査

薬を安全に使うため、そして現時点での全身状態を把握するために血液検査や尿検査を行い、糖尿病や肝臓機能、腎機能などをチェックします。オンライン診療では血液検査や尿検査は行わず、問診にて代用します。

4:内臓脂肪の検査

内臓脂肪がどの程度あるかチェックするために、内臓脂肪量を測定する検査を行います。患者様の状態に応じてCT検査や腹囲などを測定します。オンライン診療では行いません。

5:治療法のアドバイス

患者様のお悩みや希望を尊重しつつ、医学的におすすめする薬について提案します。また、薬の副作用や食事・運動など日常生活での注意事項についても説明します。

9.メディカルダイエット(GLP-1)に関するよくある質問


10.メディカルダイエット(GLP-1)に関するよくある質問

ここでは、GLP-1によるメディカルダイエットについてよくある質問について回答します。

現在服用中の薬がありますが併用できますか?

糖尿病や甲状腺の薬など、一部の薬を服用している人は使えません。詳しくはクリニックの医師に相談してください。

どのくらいの期間で効果を実感できますか?

GLP-1は治療を開始してから平均で2〜3ヶ月経過すると、体重の5〜10%程度の減量が期待できます。例えば、体重75kgの人であれば、約3〜7kgの減量が見込めます。

痩身エステと異なる点は何ですか?

痩身エステは美容的要素が強く、施術者の免許が不要であるため医療行為は行えません。GLP-1によるメディカルダイエットは、医師が医学的に有効だと立証された薬を、クリニックで処方します。 また、痩身エステではサプリメントのみが使用できますが、メディカルダイエットでは医薬品もサプリメントも使えます。万が一副作用が現れた場合も、メディカルダイエットでは医師が適切に対応します。

サプリメントとの違いはなんですか?

サプリメントは、医学的に痩せるという根拠はありません。サプリメントの中には安全性に問題があり重大な副作用が現れる場合もあります。 メディカルダイエットは、国際的な機関から認められた医薬品を用います。できる限り安全なダイエットを行うためにはメディカルダイエットがおすすめです。

食事制限は必要ですか?

基本的にGLP-1によるメディカルダイエットでは食事制限は不要です。GLP-1の作用によって、胃に食事内容がたまりやすくなり食欲が抑制されるため、自然と食事量が減る人が多いです。

リベルサスは糖尿病の薬ですか?

リベルサスは糖尿病の飲み薬です。リベルサスには、食欲抑制や太りやすい体質の改善などダイエットに適した効果があるためメディカルダイエットでも使用します。

糖尿病は治りますか?

GLP-1は糖尿病にも効果はありますが、糖尿病自体を治療するためには専門の医師による治療が必要です。糖尿病の人や疑わしい方は、まずは糖尿病内科や一般内科を受診しましょう。

血糖値は下がりますか?

GLP-1のメディカルダイエットの副作用として、低血糖が起こるのは非常に珍しいです。適切に使っていれば血糖が低くなる可能性は低いですが、ふらつき、だるさ、発汗、ふるえなどの低血糖症状が現れた場合には速やかに医療機関を受診してください。

低血糖な人でも大丈夫ですか?

もともと低血糖な人でもGLP-1の薬を使えます。しかし、低血糖症状が悪化する可能性もあるため、心配な方は受診する際に医師に相談しましょう。

健康診断(人間ドック)で糖尿病と診断され、再検査になってしまった人でも利用できますか?

糖尿病で使う薬の中には、GLP-1と一緒に使えない薬があります。まずは糖尿病かどうかをチェックするために、糖尿病内科や一般内科などを受診しましょう。

10.まとめ


11.まとめ

メディカルダイエットは、医師の処方する薬を使うダイエット法です。主な特徴は、辛い食事制限や過度な運動が不要でリバウンドしにくいことです。

メディカルダイエットには数多くの薬が使われますが、その中でもGLP-1は費用が安く高い効果を見込めます。低血糖を起こしにくく、食欲を抑え、痩せやすい体質になるGLP-1をできるだけ安心に使って、理想のボディラインを手に入れましょう。

ダイエット効果を感じるためには継続して治療を行うことが重要です。希望の使い方や受診しやすいプランがあるクリニックを受診してください。

執筆者プロフィール

あやたい

[名前]あやたい
[学校名・学部名]地方国公立大学医学部医学科
[資格]外科専門医
[経歴] 一般内科医、外科医として約10年間勤務。担当患者には糖尿病や高血圧の生活習慣病を患っている方が非常に多く、医療面で多くの問題が生じていると身にしみて感じている。地域医療や都会での医療の経験を積み、特に病気の予防に興味を持ち、健康に長生きしていただくことが診療のモットー。内科と外科の広い観点から患者をサポートしている。
[ご挨拶]私は、医師として若い方から高齢の方まで幅広く診療を行っています。生活習慣病はさまざまな病気のリスクが高く、病気を予防するという観点から健康的にダイエットを行うよう指導しています。専門的な医療知識をもとに分かりやすく医療を発信したいと考えています。

※当コラム記事について※
注意事項についてこちらをご確認ください。

リベルサスの副作用

副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。

一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。

※もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。