「最近、血糖値が高いと言われダイエットしたいと考えている」「リバウンドしない、健康な体質を手に入れたい」「エステだけでは、なかなか痩せることができない」と思っていませんか?ダイエットと聞いて、まずはじめに思い浮かぶのが食事制限と運動。だけど、つらい食事制限はしたくないし、ハードな運動もできたら避けたいと思いますよね。
今話題の「医療ダイエット」を知ってますか?つらい食事制限やハードな運動をせずに、リバウンドしにくい体質になれるダイエット方法です。 短期間で効果がみられるので、忙しい方も無理なく始めることができます。また、体質改善も期待できるので、血糖値が気になる方にもおすすめです。
今回の記事では、短い期間で健康的に痩せたいと考えている方に向けて、医療ダイエットについての説明や医療ダイエットの口コミに関してまとめています。近い将来、痩せて健康的なリバウンドしにくい体質になりたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.医療ダイエットとは
医療ダイエットの概要
医療ダイエットとは、医療機器やダイエット薬、ダイエット注射などの医療行為で体脂肪を減らすダイエットです。メディカルダイエットとも言われています。医療行為であるため、クリニックや病院などの医療機関で、医師の診断のもとおこないます。本来は、糖尿病や肥満などに対する治療の一環でおこなわれるものです。つまり、医療ダイエットとは、痩せるだけでなく「健康的な体質にするためのダイエット」です。 医療ダイエットは、以下のような方に向いています。
- 食生活が乱れている人
- ハードな運動や毎日の運動をやめたい人
- 健康的に痩せたい人
- エステでは効果を感じれない人
- 気になる部分だけを痩せたい人
医療ダイエットと痩身エステの違いについてはご存じでしょうか? 痩身エステは、マッサージやエステマシン、サプリメントなどでエステシャンが施術します。一方、医療ダイエットは、ダイエット注射やダイエット薬、医療痩身器機などで医師や看護師など医療従事者が施術します。
また、医療ダイエットと痩身エステの大きな違いは、脂肪細胞へのアプローチ方法です。 脂肪細胞の数が増えるのは、思春期までで、それ以降は大きく増えることはありません。しかし、脂肪細胞自体が大きくなったり、小さくなったりします。つまり、脂肪細胞が大きくなっている状態が「太っている」状態です。 痩身エステは、細胞自体の大きさが小さくなるようにします。しかし、医療ダイエットでは、脂肪細胞を小さくするだけではなく、太る原因となる脂肪細胞の数を減らします。 また、内服薬によって食欲を抑えることで、痩せるからだ作りをします。血糖値が高い方に使う内服薬によって、脳や胃、膵臓に働きかけることで、食欲を減退させます。 太る原因となる細胞の数を減らすこと、食欲を抑えることで、リバウンドしにくい健康的な体質をつくるのが、医療ダイエットになります。
それでは、医療ダイエットの方法について説明していきます。 脂肪脂肪を減らす医療ダイエットの方法として、大きく4つの分類があります。
- 医療痩身機器
- ダイエット薬
- 脂肪溶解注射
- GLP-1
- 脂肪吸引
クリニックによっては、上記以外にも栄養士による食事指導などをおこなっているところもあります。 前述したように、脂肪細胞やからだの機能に直接働きかけるダイエットであるため、クリニックなどの医療機関でしか施術できないのが、医療ダイエットになります。
2.医療ダイエットのメリット・デメリット
医療ダイエットのメリット
医療ダイエットのメリットは、以下のとおりです。
- 過度な食事制限がない
- きつい運動が必要ない
- リバウンドしにくい体質になる
- 部分やせができる
- 効果が早い
前述したように、医療ダイエットは医療痩身機器やダイエット薬、注射、脂肪吸引により、脂肪細胞を減らし、食欲を減退させる効果が期待できます。そのため、過度の食事制限やきつい運動をする必要がありません。また、リバウンドもしにくい体質になります。さらに、医療痩身機器やダイエット注射、脂肪吸引は、痩せたい部分だけにアプローチできるので、二の腕やアゴ、太ももだけなど部分的なダイエットも期待できます。また、効果が早く現れるのも、医療ダイエットのメリットです。
医療ダイエットの効果
医療ダイエットの施術の効果を、それぞれ説明します。
効果 | |
医療痩身機器 | メスを使わずに脂肪細胞を減少させます。また、筋肉を増量させる機器もあります。 |
ダイエット薬・GLP-1 | 脂肪と糖の吸収を抑え、血糖値を下げます。食欲が落ち、体重減少と体質改善が期待できます。 |
脂肪溶解注射 | 脂肪に直接、薬を注射します。薬には脂肪を燃焼させる効果があります。 |
脂肪吸引 | 脂肪を直接取り除きます。皮下脂肪を吸引・除去するので、リバウンドしにくい方法です。 |
医療ダイエットのデメリットや副作用
医療ダイエットには、以下のようなデメリットもあります。
- 費用が高額である
- 副作用のリスクがある
- 内出血などのタイムダウンがある
医療ダイエットは医療行為でも、自由診療になるため費用が高額になることがあります。また、注射や内服薬などを使うため、副作用が出現するリスクは否めません。そして、施術後に内出血や腫れ、痛みなどのダウンタイムがあります。ダウンタイムとは、施術後に赤みや腫れ、内出血が落ち着き、元の状態に戻ることです。施術内容などによって変わってきますが、症状が落ち着くまでに数日から数週間ほどかかる場合があります。医療ダイエットのメリットは多数ありますが、デメリットも少なからずあります。
医療ダイエットをおこなう際には、メリット・デメリットの両方を知った上でおこなうことがよいでしょう。
3.医療ダイエットに関する口コミ
よい口コミ5件
お友達が医療ダイエットで短期間に凄く綺麗に痩せてたー🤣
— 綺麗に年取りたいちゃん (@shuuchakubba) August 10, 2023
少し気が揺らいだけど、(かなりww)今までの筋トレを裏切りたく無いからトレと食事見直しなど頑張るのみ😂
久しぶりにボブしたよ〜😆
— 緑🐸\ハンターオンリースタッフ委託参加するよー/ (@frogxhunter) December 23, 2022
やっぱこの位が落ち着く❤️
実は医療ダイエットしまして9月から約100日で13キロ減に成功しました😊✨ pic.twitter.com/QOOGP7EXG1
あとmy place beauty clinicの南先生のおかげで医療ダイエット7kg成功したなあ、、 ほんとに感謝してる
— ちぇり🍂cherish (@cherish0311dayo) October 14, 2022
大前提痩せなくて大丈夫。健康。とも言ってくれたし、信頼できるんだよなァ。
去年医療ダイエットで痩せたとき、お金かけて副作用にも耐えながら頑張って体重落としたのに、結局今年に入ってリバウンドしちゃったけど、今回試した漢方は副作用もなくて我慢もないから辛くなく、減量成功(まだ途中だけど💦)できたしリバウンドもなし✨
— 新川ゆず (@yuzu_shinkawa) May 19, 2023
最初から漢方でダイエットすればよかった😂 pic.twitter.com/ULKn6pNmoO
皆さん、おはまる🙄
— 〜らんまる〜@医療ダイエットなう。 (@RanmaRu292) May 17, 2020
/
☘️glp1で私も痩せました🍀
2019年9月96Kg→2ヶ月半:85Kg🌸
体脂肪率も29%→21%🌸
🍀2ヶ月半で11Kgの減量に成功🍀
不摂生で大きくなりすぎた体も、ひとまわり以上小さくなりました!笑
\#glp1#glp1ダイエット#医療ダイエット#痩せたい#ダイエット垢さんと繋がりたい
悪い口コミ3件
医療ダイエットでリベルサス飲んでたら親に糖尿病疑われて滅茶苦茶心配かけてた。ごめんなぁ…ただの医療ダイエットや…でも1キロも痩せなくてもう飲んでないんや…
— 残業代で生きてるオタク (@mayusukityu) August 18, 2023
医療ダイエットに対して完全否定してるわけではないですが身体に良いことをしているとは思えないし、安易に痩せると戻りやすいです。
— 癒庵堂TV (@yuandou_staff) August 15, 2023
痩せたとしても維持できるかどうかは自分次第・・・
byレッド
医療ダイエットをどう思いますか?【質問箱】https://t.co/QkFaUKwpSy pic.twitter.com/49Hkbs9zLv
手術の為に急遽痩せなければならないとか、致し方なく処方してもらう場合もありますし、医療ダイエットを否定するつもりはありません。
— 鈴🔔101kgからBMI標準になる❤️🔥 (@suzukasuterao22) April 7, 2023
でも健康を害する可能性や、最悪死に至る可能性もあるということを覚悟の上で服用しなければいけないですよね。その上で私は医療ダイエットをする事を辞めました💦
\医師監修のおすすめのクリニック/
4.医療ダイエットの種類
施術 | 医療痩身機器 | ダイエット薬 | 脂肪溶解注射 | GLP-1 | 脂肪吸引 |
種類 | ハイフ脂肪冷却器EMS | ゼニカルアカルボースセレノックス漢方 | カベルライン | リベルサスサクセンダオゼンピック | 小さい傷から脂肪吸引 |
効果 | 脂肪細胞を減少させる | 食欲を減退・陶冶脂肪の吸収を抑える | 脂肪細胞を溶かす | 食欲を減退・陶冶脂肪の吸収を抑える | 脂肪を除去 |
副作用・リスク | ダウンタイム(内出血・腫れ、赤みなど)が出現 | 副作用やアレルギー反応の出現 | 痛み・腫れ・赤み・しこり・アレルギーなど | 吐き気やむかつき、下痢・便秘、低血糖 | 出血・痛み・に出血など |
※リベルサスの副作用
副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。
一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。
※もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。
医療ダイエットをおこなっているクリニックによって、施術内容や使用される薬の種類は変わってきます。本人の脂肪のつき方や健康状態によって、施術メニューは異なります。
5.口コミから分かった医療ダイエットが受診できるクリニックの選び方
薬の種類
ダイエット薬の種類をきちんと明示しており、薬について説明してくれるクリニックがよいです。ダイエット薬でも副作用やアレルギー反応が出現する危険性があります。痩せることができても、健康を保てないと意味がありません。ダイエット薬をもらうとき、クリニックから十分な説明をしてもらい、正しい容量で飲むようにしましょう。
予算
医療ダイエットは、ほとんどが自由診療となるため高額な支払いが必要となります。金銭的に負担がかからず、予算内ですむようにしましょう。事前のカウンセリングの時などに費用についても、きちんと話をしていくことがおすすめです。また、複数のクリニックの予算を比較したり、各クリニックの最適なプランを選ぶようにしてみてください。
万が一の場合の保証はあるか
アフターケアの体制が整っているかは重要なポイントです。医療ダイエットでは、ダウンタイムや副作用が出現する可能性があります。実績のあるクリニックでも、100%安全というわけではありません。医療行為であるため、何かしらのリスクがあることは理解しておきましょう。 アフターケアの体制がとられ、安心して受けられるクリニックを選ぶことをおすすめします。
6.医療ダイエットの診療の流れ
7.まとめ
今回は、医療ダイエットの種類、メリットやデメリット、クリニックの選び方についてまとめました。医療ダイエットは、痩せることで健康的な体質になるための治療法の一つです。副作用やダウンタイムの心配はありますが、短期間でリバウンドしにくい体質を作れるのは、とても魅力的です。
もう体型や体重で悩むことを終わりにしたいですよね。自分にあった方法を知るために、医療ダイエットの口コミを調べてみるのがおすすめです。施術内容やクリニック選びの参考になるでしょう。将来、理想の体型を手に入れるためには、少しずつでいいので行動することが必要です。
執筆者プロフィール
[名前]maya.ns[学校名]県立シーボルト大学看護栄養学部卒業
[資格]看護師・保健師
[経歴]大学病院・一般急性期病院で看護師として従事。
[肩書き]現役看護師・医療ライター
[ご挨拶]看護の経験や医療知識を活かし、エビデンスに基づいた健康に関する情報を発信しています。
[リンク]https://pro-nurse.org/
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